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開発担当者に聞いてみた!インターホンプレート「オスボード」開発秘話。

皆さんこんにちは、広報の永井です!
当社は1月13日、インターホンプレート《オスボード》を新しく発売いたしました。
1枚の板が浮いているかのようなミニマルデザインが特徴で、玄関周りをスタイリッシュに演出します。
《オスボード》(上段左から)ブラック、ホワイト、シルバー(下段同)モルタル、赤さび、緑青[ろくしょう]
また、当社で人気の壁付けポスト《ブレッタ》や表札《ネームプレート》と合わせて使用することで、「インターホン・ポスト・表札」という玄関に必要な3つの機能を美しく集約できます。
壁付けポスト《ブレッタ》や表札《ネームプレート》との組み合わせイメージ
今回は、こちらの《オスボード》を担当した当社のデザイナーに、開発の裏側を聞いてきました!

戸建て住宅の玄関をもっと美しく

オスボードの開発に至った背景について教えてください。
糴川:《オスボード》は、2020年頃から企画していたアイデアです。戸建て住宅の玄関は、表札やポスト、インターホンといった必要な機能が多く、ノイズが多い印象になりがちです。
私はもともとマンションや戸建ての設計に携わっていたのですが、集合住宅にあるインターホンは大体隠されているのに、なぜか戸建てではむき出しになっていることが多いです。戸建てにはインターホンを隠すという慣習があまりありません。
そこで、当社で人気の壁付けポスト《ブレッタ》と合わせて使えるインターホンカバーの企画が始まりました。
 

シンプルだからこそ試行錯誤したデザイン

オスボードの制作過程について教えてください。
糴川:デザインの仕方は人それぞれだと思いますが、私はまず簡単に手で描いた後に、3Dモデリングのソフトを使います。
人物と並べたときのサイズ感を確認したりして大まかなデザインを決め、CGの作成に移ります。
3Dモデリングの画面
大原:《オスボード》の特徴である浮遊感と一枚板のようなデザインは、かなり試行錯誤しました。
浮いているように見せるために、それぞれの板の奥行をどうすればよいか、壁側の板をどれくらい小さくすればよいか等、色々な組み合わせを試しました。
ブレッタ》と並べて違和感が無いかどうかも重要なポイントでした。
奥行きはミリ単位で調整
開発中に使用した模型
大原:また、フラットな一枚板に見せるために、開口部分もあらゆる形を試しました。
最終的にはこの2つの四角形の開口に辿り着きましたが、カメラ部分を丸い開口にしたり、マイク用の穴を直線にしたり、色々と模索しました。
開口部
―シンプルなデザインに見えて、細部の調整にはこんなに時間が掛かっているのですね。
糴川:はい。シンプルだからこそ、ディテールの美しさをとことん追求しています。
ブレッタ》と組み合わせてお使いいただくのは勿論、《オスボード》単体でも是非使用していただきたいです。
完成した実物の商品(上から順にシルバー、赤さび、モルタル)
オスボードのカラーはブレッタに合わせた6色展開となっていますが、特に注目のカラーはありますか?
糴川:定番で人気のカラーはブラック・ホワイト・シルバーですが、モルタル・赤さび・緑青は、職人さんの手で丁寧に塗装を重ねた、同じものが一つもないという手の込んだ3色です。
赤さびは経年変化した鉄、緑青(ろくしょう)は酸化した銅をイメージしたカラーで、いずれも玄関に重厚感や深みを与えてくれます。
アクセントとして取り入れやすいと思いますので、是非注目していただきたいです!
赤さびカラーの施工イメージ
―糴川さん、大原さん、ありがとうございました!
オスボード》は、一見シンプルに見えてディテールや素材感にこだわりを詰め込んだ商品です。
商品の詳細は下記よりご覧ください。
・《オスボード
・《ブレッタ
・《ネームプレート




 

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