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これまでのサンワカンパニー、これからのサンワカンパニー<後編・その1>

2017年10月13日(金)にサンワカンパニーは「組織変更及び社内人事のおしらせ」を発表しました。今回の発表内容は、外部顧問の就任、社内人事と組織変更、荒砂、原野2名の取締役の退任の決定です。

これらの発表した組織変更に伴い、複数回にわたって「これまでのサンワカンパニー これからのサンワカンパニー」と題し、対談インタビューを掲載します。<前編>では退任する荒砂、原野2名の取締役の話をサンワカンパニー代表の山根が聞き手となって対談し、また<後編>では新しく就任される顧問の方などこれからのサンワカンパニーを牽引していくメンバーでの対談インタビュー行います。

今回は<後編・その1>として北川氏、勝沼氏、角谷氏3名の顧問の方と、サンワカンパニーの山根、新たに副社長に就任した津崎、マーケティング部長として入社した古澤6名での対談を行いました。

前編・その1 前編・その2

―まず山根から、改めて今回の組織変更についての趣旨を説明いたします。

 

山根:まず今回元トヨタ・ダイハツの北川さん、元ソニーの勝沼さん、角谷さんにお声掛けをして入社いただきました。これはサンワカンパニーを、日本を代表する会社にし必ず「世界のサンワカンパニー」にするためです。そこを目指すために、リーディングカンパニーでご活躍された経験を持つ方を非常勤の顧問としてお招きし、社内にその知見と経験を蓄えることと、メンターとして現場に入っていただくことで、社員の成長を加速させることが狙いです。

 

―社内の組織変更についてはいかがでしょうか。


山根:今回の組織変更で津崎がナンバー2となる副社長に就任しました。今後は、私はこれから未来をみるための双眼鏡だけを見て、逆に津崎はそれを実現するための調整をするための顕微鏡をみていくという役割分担をしていきます。また、マーケティング部の部長になった古澤については、グリコ出身です。サイクルの早い食品業界でブランディングやマーケティングに従事してきたので、商品として息の長いものである住宅設備・建材という面でも彼の知見を発揮してもらうことを期待しています。顧問の方を含め異なるキャリアを歩んできた者同士でイノベーションを起こしたいと思います。

サンワカンパニー代表取締役社長 山根 太郎(やまね・たろう)
サンワカンパニー取締役副社長 津崎 宏一(つざき・こういち)
サンワカンパニーマーケティング部長 古澤 幸彦(ふるさわ・ゆきひこ)
 

―ありがとうございます。それでは顧問に就任され方から、簡単に自己紹介をお願いしていいでしょうか。

 

北川:北川尚人です。トヨタで30年間、ダイハツで10年間、ずっと自動車エンジニアとして商品企画や開発を経験してきました。
 

勝沼:勝沼です。ソニーのクリエイティブセンターでモバイル商品のデザイン統括をしていました。今年のはじめにソニーを卒業して、自分と角谷とでdotcom creation株式会社という新しいデザインと企画の会社を起ち上げました。
 

角谷:角谷貴士です。新卒でソニーのモバイル部門に入りずっとモバイル畑でした。ガラケー、スマホという遷移はあったのですが主に営業とマーケティング、販売企画、そして後期はグローバル向けの商品企画の統括をやっていました。

開発顧問 北川 尚人(きたがわ・なおと)
クリエイティブ顧問 勝沼 潤 (かつぬま・じゅん)
企画顧問 角谷 貴士(すみや・たかし)
 

○顧問3名の詳細なプロフィールは(こちら)をご覧ください。


 

―サンワカンパニーに対する印象を教えてください。
 

北川:若々しい会社で、まだ真っ白なカンバスなのでこれからどのようにでも絵が描けそうだなという印象を持ちました。

 

勝沼:ショールームを初めて見たのですが、とてもおしゃれですよね。そこに置かれている商品もデザインコンシャスで素敵だなと思いました。山根さんと初めて話をさせてもらった時にも“熱”を感じました。これから会社をもっともっと良くしたいという意思を感じました。

 

角谷:勝沼と同じく、ショールームを初めて拝見したとき、入口から世界観ができていて「こういった会社は今後伸びていくんだろうな」と思いました。その後山根さんと話をしたとき、目指す先がショールームの完成度以上に先を見ていて、相当志が高いことに感銘を受けました。

 

―これから、サンワカンパニーが成長していくために必要な要素は何だとお考えですか?


北川:従来になく、他社にもない「これが欲しかったんだ」というお客様に感動してもらえる商品を、世に送り出すことだと思います。

 

勝沼:これから、このメンバーでじっくり話をしてどういう風になっていくかを考えたいと思っています。そして色々と成長の方向はありますが、自分の経験上で言うのであれば「その商品自体が、デザインでその存在価値を示す」というレベルまで上げていければと考えていますし、そのポテンシャルを持っていると思います。

 

角谷:サンワカンパニーは10年先に1,000億円の売上を見据えているのであれば、これまでと異なるやり方をする必要があります。社長が大きなビジョンを持っていれば成し遂げられると思いますが、わたしの立場からは色々な知見を取り入れていき、一助になれればと考えています。

 

―津崎、古澤2名から、それぞれの立場からサンワカンパニーをどのように変えたいと考えていますか?


津崎:これまでは管理部門だけを見てきましたが、副社長という会社全体を見ていくという立場になりました。会社全体を俯瞰しながら、かつ細かいところもしっかりと見て会社の成長に貢献したいと思っています。また、7月からライフネット生命創業者の出口氏が顧問に就任されました。その出口氏はよく「数字とファクトとロジックで仕事をしなさい」とおっしゃっていて、本当にその通りだと思っています。そして、サンワカンパニーはその部分がまだ弱いと感じていますので、そういった面も追求していきたいと思います。

 

古澤:11月1日からマーケティング部が発足し、ここを始動させていきます。私は企業成長において必要なのは「売上・利益」と「ブランドエクイティ」だと考えているので、サンワカンパニーにおいてこれらをどうやって伸ばすかということを考えて、マーケティング部門から会社をドライブさせていきたいと思っています。これまでの成長だけを過信せず、向き合うべきお客様に満足いただく、社会に貢献をしていくということに立ち返り、組織で動くための仕組み作りなども行っていきたいです。
 

後編・その2へ 

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