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社長のお客様訪問記Vol.11 ~函館・山形様邸~

今回、社長の山根が訪問したのは、函館に一軒家を建ててられた山形様のお宅。奥様のこだわりとセンスの詰まった心地よい空間です!山形様ご夫妻と、建設を手掛けられた澤田建設からは、社長の澤田様と設計や施工を担当された志村様にお集りいただき、お話を伺いました。
山形様邸
 

「計画開始から3年かけて完成しました。」

山根:家を建てる計画を始められてから、このお宅が完成するまでに3年かけられたとお聞きしました。やはり、かなりの紆余曲折があったのでしょうか。

山形(旦那様):そうですね、本当に悩みに悩み抜いて完成しました。ある程度構想が出来上がったところで、一度白紙に戻そうとしたこともありました。
一番初めに思い描いていたものと出来上がったものは全く異なりますが、今の満足度は120%です。それだけ長い時間をかけて検討した意味があったと思います。最初はあれもこれもやりたいという思いがあったのですが、結局とてもシンプルな家が出来上がりました。3年かけて考えるうちに要らないものがたくさん見えてきて、排除していったという感じです。

山形様ご夫妻

山根:なるほど、シンプルで本当に居心地良く温かい空間ですよね。特にこだわられた部分はどこでしょうか。

山形(奥様):白とグレー、木素材をベースに空間を構成したところですかね。家の外に緑があるので、それを活かせるように考えました。また昔サンワカンパニーのカタログを見て、システムキッチン《グラッド45》と洗面ボウル《カリッサ》に一目ぼれして以来、家を建てるときには必ず使いたいと思っていました。ですから、これらが活きる箱をつくるといった感覚で家づくりが進みました。

山根:ありがとうございます!本当にたくさん弊社の商品を使っていただいていて、嬉しい限りです。

(左)澤田建設社長 澤田様 (右)サンワカンパニー社長 山根


「台所は、1日中自然を感じられる場所。」

山根:一番お気に入りの場所はどこですか?

山形(旦那様):私はインナーテラスです。今日も午前中、椅子と小さいテーブルを置いて、ケーキを食べながらコーヒーを飲んでいました。なんだかおじいちゃんみたいですよね(笑)。でもそういうゆっくりとした時間を過ごせる場所として、とても気に入っています。

インナーテラス。周囲は《クアドロスリム》で仕切られています。

山形(奥様):私はたくさんありますが、やはり台所の空間はお気に入りです。朝お弁当を作っていると朝日が差し込んできて、お昼にはぽかぽかとした温かい光と、窓から見える木々が心地良いです。この場所にいると1日中、自然を感じられるんです。

キッチンは《グラッド45》を採用していただきました
台所から見える風景
山根:たしかにこの場所は、たくさん光を取り込むことができて気持ち良いです。システムキッチンは、あえてコンロ無しにされていますよね。かなり珍しいですが、何かこだわりがあったのでしょうか。
コンロの替わりにクッキングヒーターを使用

山形(奥様):20年くらいずっとこの卓上のクッキングヒーターを使ってきたので、使い慣れていて変えたくなかったんです。
それからトイレも好きです。床にタイルの《ヘキサゴン》を敷いたのもこだわりの1つでした。カタログの写真をお見せして、「こんな感じにしてください!」とお願いしましたが、ご面倒をおかけしたと思います。

志村:あまり見たことのないタイルだったので、きれいに収まるよう大工さんに工夫していただきました。でもそういう複雑な作業にこそ血が騒ぐというような大工さんだったので、進んでやっていただけましたし、仕上がりも申し分なかったのではないかと思います。
トイレ。タイルは《ヘキサゴン》。


「『できません』だけは言わないと決めました。」

山形(奥様):澤田建設さんには本当にたくさんのわがままを聞いていただきました。「やり方はお任せするので、こんなふうにしたいんです!」と、Instagramで探してきた画像をたくさんお見せして、とにかく希望をお伝えしました。

山根:それだけこだわって家づくりをされたということですよね。他にはどのようなわがままがあったのでしょうか?

山形(奥様):例えば窓です。四方を窓枠で囲むのではなく、壁にぽっかりと窓だけが開いているような、すっきりシンプルな窓になるようお願いしました。

窓。シンプルに仕上げられています。
志村:窓の周りはクロスだけだと結露で傷んでしまうので、極力シンプルに見えて傷まないよう素材や設計を工夫しました。山形様のお宅はこだわりが詰まっている分、何度も図面を引き直したり、初めての挑戦もたくさんあったのですが、「できません」という言葉だけは言わないと決めて取り組みました。それが結果的に、我々の経験値として蓄積されたので良かったと思います。
(左)澤田建設 志村様 
山根:どこの街にも、「こんな家に住みたい!」と夢や希望を持たれている方はたくさんいらっしゃいます。ですがそれを実現できる工務店や建設会社がなかなか無く、お困りの方も多いです。澤田建設様のような、お施主様の要望をしっかりと受け止めて実現できる存在は本当に心強いだろうと思います。


「寒冷地対応の玄関ドアとお風呂があったら…」

山根:実際に使われてみて、当社の商品はいかがでしょうか?

山形(奥様):オールステンレスなので、キッチンのお手入れがとてもラクです。バイブレーション加工を選んだので、汚れも目立ちにくいです。逆に汚れても、部屋と馴染んでいく感じがして好きなんです。洗面ボウル《カリッサ》もかなり浅いですが、水撥ねもなく洗いやすいですよ。

山形(旦那様):ただ《カリッサ》は、取り付けてから水が溜められないということに気付きました。デザインがとても気に入っているので、分かっていても選んでいたと思いますが、初めは「あれ?」と思いましたね(笑)。

洗面ボウル《カリッサ》

山根:それではもっとこんな商品があったらいいのに、というものはありますか?

山形(旦那様):お風呂と玄関ドアですね。本当は全てサンワカンパニーの商品を使いたかったのですが、寒冷地対応のものが無く、諦めざるを得ませんでした。玄関は必ず通る場所なので、特に使いたかったなあと思います。

澤田:北海道は寒冷地なので、そのための対策があらゆる箇所で必要になります。本州で家を建てるより制約も多く、躯体だけで多くのコストがかかってしまいます。理想と予算のせめぎ合いの中で家づくりをしていかなければならないんです。そんな中で、サンワカンパニー商品はデザインと価格のバランスが非常に良いので、より理想に近い家づくりをすることができると考えています。ですから寒冷地対応の商品がもっとあれば、私たちもより助かります。
山根:そうだったんですね。家づくりにおいて地域ごとの制約は様々ですが、できる限り多くのお客様のご希望に応えられるよう、努力していきたいと思います。
山形様、澤田様、志村様、本日はたくさんお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
以上、山根のお客様訪問でした!

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株式会社サンワカンパニー広報課
pr@sanwacompany.co.jp

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