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社長のお客様訪問記Vol.10 ~大阪・大長様邸~

今回、社長の山根がご訪問したのは、大阪に一軒家を建てられた大長様のお宅。このお宅を設計された建築士の真銅様にもご一緒にお話を伺いました!
大長様邸(写真:鈴木研一)
大長様邸(写真:鈴木研一)

「未完成の家」

山根:はじめに、どういった想いでこのお家を建てられたのか教えていただけますか。
サンワカンパニー社長 山根
大長:コンセプトは「未完成の家」です。住むということは、生きるということだと思います。そして生き方は必ず変わります。だから家も一度建てたら完成ではなくて、住んでいく中で変化を楽しみたいと思っています。家具や雑貨の配置でどんどん崩していきたいです。そのために床や壁といった箱となる部分は、シンプルかつ頑丈なものにしています。こうした想いを真銅さんと相談しながら具現化したのがこの家です。
施主の大長様
真銅:たくさん話し合いましたね。カフェでお茶をしたり、飲みに行ったりもしました。大長さんは、デザインのイメージをなんとなくではなくきちんと言語化される方なので、とことん語り合いました。
建築士の真銅様

山根:そんなに何度も話されたんですね。真銅さんは、いつもクライアントの方と深くコミュニケーションを取られるのでしょうか?

真銅:クライアントの期待を裏切りたくないので、まず思想やバックグラウンドなどを自分の中にインストールすることから始めています。その方の生き方や経験、価値観を踏まえて、「こんな暮らしを望んでいるんだろうな」とか、「将来こうありたいんだろうな」ということを考えた上で設計します。時間はかかりますが、かけるべきところだと思っています。
ただ打ち合わせの頻度は決めていません。せっかく家を建てるのだから、絶対に後悔してほしくないし、楽しんでほしいので、コミュニケーションをたくさん取りたい方とは取りますし、そうでない方とは少ない頻度で進めます。大長さんとは家づくりと直接関係の無い話もたくさんして、たくさん考えて、楽しみながら家づくりができたと思います。

開放感あふれる大きな窓が印象的。

山根:家づくりを楽しむというのは素敵なことですね。けれども日本では、まだそういった価値観を持っている人が少ないようです。これは人を家に呼ぶ文化が無いことが一因だと思っています。私は自分の家に人をどんどん呼ぶことで、来られた方が家づくりについて考えるきっかけになったり、自分の家を作るときのアイデアを少しでも持って帰ったりしてもらえればいいなと思っています。

大長:たしかに人の家に行き来するというのは、家づくりについて考える上でとても意味のあることだと思います。
娘が小学生になるとき、ランドセルの色を何色にするかという話をしてきたことがあります。そのとき私は、「色の前にまず、なぜランドセルを買うのかを説明しなさい。」と問いました。小学生になったらランドセルを持たなければならないというルールはありません。なんとなく決めつけられたことが多すぎますよね。自分で判断した上で使うということが大切だと思っています。
家に関しても同じで、自分が住みたい場所、生きたい場所はきちんと自分でデザインするべきです。せっかくお金を使うのだから、決められたカタチやデザインを受け入れるのではなく、自分で考えて決めた方が満足のいく家ができるはずですよね。

こだわりの洗面空間。

 

「一般に流通する商品のレベルを上げていく」

山根:サンワカンパニーのことは、どこで知っていただいたのでしょうか?

真銅:私が昔からサンワカンパニーの商品をたくさん使っていて、大長さんの家にもぴったりだと思ったので紹介しました。実は私自身の家にもサンワカンパニーの商品をたくさん使っています。きちんとデザインされていて、価格もリーズナブルなところが良いですね。もっといろんな商品を作って欲しいです。

山根:ありがとうございます。今、より洗練されたキッチン空間をつくるために、ビルトインタイプの冷蔵庫を作ろうとしています。せっかくきれいな空間を作っても、後から置く電化製品がデザインの邪魔をしてしまうという声をよく耳にするので、そうしたところを我々が解決していきたいと考えています。

真銅:サンワカンパニーの商品は主に、誰にでも手の届きやすい価格帯で作られていますよね。ハイエンド商品を作ることは無いのですか?

山根:今のところ、そのつもりはありません。確かに世の中や業界の文化を変える方法として、ハイエンドから落としていくという方法もあります。ですが我々は、一般に流通する商品のレベルを上げていくという方法で、世の中を変えていきたいと考えています。

 

「空間をフィジカルで体験する」

山根:商品選びはどのようにされたのでしょうか?

大長:ひたすらショールームに通いました。キッチンの《エレバート》だと、一度前に立ってボーっと眺めたり、遠くから眺めてみたり、引出を何度も開け閉めしたり、いろんなシチュエーションを想像しながら検討しました。こうして空間をフィジカルで体験することが大切だと思います。またそれが生活と同じ状況で置かれていることに意味があって、大阪ショールームの《エレバート》は、まさにそんな空間に置かれていたので想像を膨らませやすかったです。

山根:それは良かったです。当社のショールームは、あえて空間を大きくとって商品を展示しています。もっと詰めればまだまだ商品が置けるのに、もったいないのではと言われることもありますが、やはりお客様に商品だけを見ていただくのではなく、できるだけ空間のイメージを持っていただきたいので、こうした配置にしています。何度もお越しいただいていたと聞くと嬉しいですね。 

大長:商品を決めてからも見に行きましたよ。これは自分の選択が最高だったという確認をするための作業です。こうやって買ったもののファンになっていくんです。
またそうすることで、実際に商品が家に入ってきても違和感がありません。完全にイメージしきれているので、「おおー」ともなりませんが、思い描いているものと実際に完成するものとのギャップは作りたくないですからね。

真銅:床に敷くタイルも、何度も何度も確認しました。ショールームでは下に置いて踏んでみたり、太陽光の当たるところへ持って行って、どんな見え方になるか確認したりされていましたよね。そしてある程度候補が決まったら1ケースずつ購入し、実際に現場の床に並べてみて、どんな雰囲気になるかを確認しました。やはりカットサンプルだけだと分からないことが多いです。色むらや色味、壁の色との相性、昼間の見え方、夜の見え方などなど、様々な要素を検討して決めました。

山根:本当に入念に検証されたのですね。商品を選ぶ際、何か不便に感じられたことや、もっとこんなことができたら良かったのにと思われたことはありますか?

大長:ショールームに、空間をシミュレーションして体験できる場があればもっといいですよね!壁や床、キッチン、カップボード、アクセサリーといったものを組み合わせてサイズ感まで再現できる空間があれば、より正確にイメージに合った商品選びができると思います。そして何より楽しいと思います。多分わたしなら熱中して5時間くらい居続けると思います(笑)。 

真銅:たしかに。私たちプロは大体想像できても、一般の方で初めて家づくりをする方にとって、出来上がりの空間をイメージするのはとても難しいことだと思います。それが体験できる空間があれば最高ですね。

山根:技術面ではかなり近いものを作ることはできると思いますが、コストの問題が難しいですね。けれど大長さんのように、もっとたくさんのお客様が空間づくりを思いっきり楽しんでいただけるよう、何かショールームでできることは無いか考えてみたいと思います。
大長さん、真銅さん、本日はありがとうございました!

以上、社長のお客様訪問記でした。

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